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J-GLOBAL ID:200902203593005704   整理番号:09A0721714

非同期型MR連続画像から構築された肺臓のアニメーションソリッドモデル

Animated solid model of the lung constructed from unsynchronized MR sequential images
著者 (7件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 573-585  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: A0767A  ISSN: 0010-4485  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,非同期型MR連続画像からの4D肺臓再構成について論じた。肺臓は心臓と異なり,自身の筋肉を持たないため,その実運動を見ることはできない。医学では,運動中の肺臓を可視化することが研究の実際的主題である。CT(計算機トモグラフィー)では,心電図波と同期させることにより,心臓の空間-時間画像を獲得できる。肺臓のFOVと比較した場合,心臓のFOVは小さい。肺臓の運動は周期的でなく,呼吸の程度における変動に対して影響を受けやすい。CTと比べてMR(磁気共鳴)画像にはより長い獲得時間が必要で,肺臓の瞬間的3D画像は得られない。各スライスに対し,2D画像の唯一時系列が獲得できる。しかし,MRを用いる手法では放物線が不要なため望ましい。本論文では,肺臓の非同期型MR画像に基づいて,肺臓のアニメーションB-Repソリッドモデルを生成した。この3Dアニメーションでは,選択されたMR画像列に関する肺臓の動きを表現する。提案手法は2部分に分割可能である。第1に,時間とともに動く肺臓のシルエットは,2D空間-時間MR画像上の呼吸パターンの存在を検出することにより抽出される。提案アプローチにより,不明瞭なエッジを持つフレーム上でさえも各フレームに対する肺臓のシルエットを決定することができる。抽出された肺臓のシルエット列は非同期型矢状および冠状シルエットである。提案アルゴリズムにより,どの瞬間から選択された任意のタイプの(冠状または矢状)のシルエットから始めて3D肺臓の再構成を行うことが可能になった。断面を表現する冠状および矢状平面シルエットの合成により,肺臓のワイヤフレームモデルを生成した。このシルエット合成は極めて制約条件が少ない。時間の中でのシルエットの観測列から多数のワイヤフレームモデルが生成可能である。最後に,メッシュ処理アルゴリズムを用いてB-Repソリッドモデルを生成した。B-Repソリッドモデルを用いることにより,右および左肺臓に対する時間の中のボリュームの計算を行った。この影付きモデルの中の3D実右および左肺臓のいくつかの特徴を認識することが可能に成った。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
CAD,CAM  ,  医用画像処理  ,  パターン認識 

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