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J-GLOBAL ID:200902203608318046   整理番号:09A0294628

温暖地向き低グルテリン酒米品種「みずほのか」の育成

New Low-Glutelin Brewers’ Rice Cultivar ‘Mizuhonoka’ for the Western Region
著者 (14件):
資料名:
号:ページ: 45-62  発行年: 2009年02月26日 
JST資料番号: Z0030B  ISSN: 1347-1244  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本文は,低グルテリン形質を持ち良質な清酒が生産可能な温暖地向け酒米品種の育成を目的にした「みずほのか」の育成経過,概要についてまとめたものである。新品種「みずほのか」は低グルテリン形質の「LGC1」を母,「兵庫北錦」を父とした交配後代より育成した酒米品種であり,2000年より「多収系1000」の系統名で特性評価を行い,2008年4月25日に「水稲農林426号」として品種登録された。出穂期,成熟期は共に「日本晴」と同等で,瀬戸内平坦部では「中生の中」にあたる。草型は「偏穂重型」であり,稈の細太及び剛柔は「中」で「日本晴」並み,多肥条件で倒伏が見られる。玄米の外観品質は「兵庫北錦」より優れており,玄米収量は「兵庫北錦」「日本晴」よりも高い。総タンパク質含量は「吟おうみ」より高く,「兵庫北錦」よりやや低い。通常の醸造方法では特有の香りを発するが,清酒もろみ用酵素の添加で抑制され,粕歩合が少ないにもかかわらず消費者に好まれる風味の良質な酒を生産することが可能である。葉いもち圃場抵抗性は「弱」,穂いもち圃場抵抗性は「中」,白葉枯病抵抗性は「弱」,穂発芽性は「やや難」と判定された。多肥条件で倒伏し,いもち病に弱いため,栽培にあたっては多肥栽培を避け,いもち病防除を適正に行う必要がある。
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分類 (3件):
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稲作  ,  清酒  ,  作物の品種 
タイトルに関連する用語 (4件):
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