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J-GLOBAL ID:200902203618782859   整理番号:09A0733585

Ca-Mg-Si合金の熱電性質

Thermoelectric Properties of Ca-Mg-Si Alloys
著者 (5件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 1725-1729 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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p-型熱電気性質を改良する目的で,メカニカルアロイング(MA)及び/または固体-液体反応(SLR)によりCa-Mg-Si合金を合成した。Ca16.7-Mg50.0-Si33.3-MA+SLR(ミリング粉末を使ったSLR合成)及びCa16.7-Mg45.5-Si33.3-Ag0.5-MA+SLRはMg2Si,CaMgSi及びCa7Mg7.25Si14の諸相から成っていた。そのSeebeck係数αは正であり,起電力Pはそれぞれ0.02×10-3W・m-1・K-2(670K)及び0.4×10-3W・m-1・K-2(730K)であった。Ca25.0-Mg25.0-Si50.0-SLR(SLR合成)はCa7Mg7.25Si14単相から成り,そのαは低電気抵抗ρを持つ金属的傾向(α≒0)であった。Mg2Siはn-型半導体であることが良く知られている。これらの結果はCaMgSiはp-型であることを示している。そのαは600Kにおいて750~900μV・K-1(p-型)と推定した。またそのρは600K以上でMg2Siのそれより低かった。CaMgSi単相のPは14×10-3W・m-1・K-2(600K)以上を期待できる。従って,CaMgSiはp-型の高熱電特性を持つ魅力的材料であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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半導体結晶の電気伝導  ,  熱電デバイス  ,  電気的性質 
引用文献 (12件):
  • 1) M. Umemoto, Z. G. Liu, R. Omatsuzawa and K. Tsuchiya: Mater. Sci. Forum 343–346 (2000) 918.
  • 2) C. B. Vining: CBC Handbook of thermoelectric, ed. D. M. Rome, (London, CRC press Inc, 1995) 329.
  • 3) Y. Shirai, Y. Todaka and M. Umemoto: unpublished work, Toyohashi University of Technology (2002).
  • 4) Y. Niwa, Y. Todaka, M. Umemoto, K. Yamana, K. Kinoshita and M. Tanizawa: J. Jpn. Inst. Met. 64 (2008) 693.
  • 5) M. Umemoto, Y. Shirai and K. Tsuchiya: The 4th Pacific Rim Int. Conf. on Advanced Materials and Processing (PRICM4), ed. by S. Handa, Z. Zhong, S. W. Nam and R. N. Wright, (Jpn. Inst. Met. 2001) p. 2145.
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