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J-GLOBAL ID:200902203707480572   整理番号:08A0466601

衛星観測に基づく積雪水量の広域推定と融雪係数の地域特性

Estimation of Snow Water Equivalent in Wide Area Based on Satellite Remote Sensing and Regional Characteristics of the Snowmelt Rate Factor
著者 (5件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 519-529 (J-STAGE)  発行年: 2007年 
JST資料番号: L2597A  ISSN: 0915-1389  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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人工衛星データ,AMeDASを入力データとする積雪モデルを用いて日本の融雪係数分布と積雪水量分布を推定した.降雪量は降水量の観測データを基に降雨・降雪成分に分離し,標高分布を考慮に入れて計算した.融雪量の推定にはDegree-day法を適用し,融雪係数は衛星データから抽出した消雪時期の情報を用いてメッシュ毎に1シーズンの値を最適化した.積雪域と消雪時期の情報は衛星データSPOT/VEGETATIONから算出した積雪指標S3(斎藤・山崎,1999)を用いて抽出した. その結果,積雪水量・積雪期間の推定値は検証地点の観測値と良好な精度で一致した.融雪係数は積雪域の90%以上の地域で1~11mm/°C/dayとなったが,寡雪寒冷地帯のように低温状態で融雪が進行し,融雪熱量に対して放射成分が卓越する地域では12mm/°C/day以上となった.脊梁山脈の日本海側では,積雪期間の積算暖度が高い地域において融雪係数が低くなる傾向を示した.(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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雪氷学  ,  流出過程およびそれに及ぼす影響 
引用文献 (21件):
  • 新井 正・関根 清(1973):日本の山地の残雪の形成に関する研究,地理学評論,46,pp.569-582.
  • 新井正(1994):基礎雪氷学講座IV 雪氷水文現象,古今書院,pp.50-55.
  • Bartelt P and Lehning M. 2002. A physical SNOWPACK model for Swiss avalanche warming, Part I: numerical model. Cold Regions Science and Technology 35: 123-145.
  • Brun E, Martin E, Simon V, Gendre C, Coleou C. 1989. An energy and mass model of snow cover suitable for operational avalanche forecasting. Journal of Glaciology 35: 333-342.
  • Brun E, David P, Sudul M, Burnot G. 1992. A numerical model to simulate snow-cover stratigraphy for operational avalanche forecasting. Journal of Glaciology 38: 13-22.
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