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J-GLOBAL ID：200902204345212961   整理番号：08A1055605

幾何学構造モデル適用による農業用水路と農地の維持管理問題相互間における影響関係の解明-富山県常願寺川流域を対象として-

著者 (2件)： 原温久 (東京農大 国際食料情報) ,  熊谷宏 (東京農大)
資料名： 農村研究  (Journal of Rural Community Studies)
号： 107  ページ： 14-27  発行年： 2008年09月20日 
JST資料番号： S0785A  ISSN： 0388-8533  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 農業用水路と農地は食料供給のほかに,生物の保全,農村景観の保全,地域の伝統・文化の保全など,国土・環境保全に寄与し,地域内外の住民にとって重要な役割を担っている。これまで,農業用水路や農地は農家や土地改良区がその維持管理を担ってきた。しかし今日,農家の農業所得低下に伴う土地改良区の賦課金不足,農家の兼業化や高齢化,地域の混住化などの影響のため,農業用水路と農地の維持管理は困難に陥っている。ここでの目的は農業用水路と農地の維持管理問題の発生メカニズムを明らかにすることであり,問題の発生メカニズムを明快かつ定量的に把握できる幾何学構造モデルを農業用水路との直接的関係から農地として水田を対象に適用して,この解明を試みた。

シソーラス用語： *水路 ,  農地 ,  *維持管理 ,  富山県 ,  河川流域 ,  環境保全 ,  景観 ,  *水田

分類 (1件)： 農業土木  (FB02000W)

引用文献 (6件)：

• 熊谷 宏 (1994) 『地域農業の確立』農林統計協会。
• 原 温久・熊谷 宏 (2008)「流域圏における水資源の経済評価--富山県常願寺川流域の河川と農業用水路の比較分析--」『農村研究』東京農業大学農業経済学会, 第106号, 33-43。
• 門間敏幸 (2001) 『TN法 住民参加の地域づくり』家の光協会。
• 門間敏幸 (1996) 『TN法--むらづくり支援システム--実践事例集』農林統計協会。
• 門間敏幸 (1997)「中山間地域問題の構造解明と活性化対策の有効性評価--指導者意識の地域性分析--」『農業経営研究』日本農業経営学会, 第34巻, 第4号, 43-56。

タイトルに関連する用語 (8件)： 幾何学 ,  構造モデル ,  農業用水路 ,  農地 ,  維持管理 ,  富山 ,  常願寺川 ,  流域