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J-GLOBAL ID:200902204348386774   整理番号:08A1242980

導電性高分子 / 絶縁性高分子複合膜の新規作製法

New Fabrication Technique of Conductive Polymer / Insulating Polymer Composite Films
著者 (5件):
資料名:
巻: 128  号: 12  ページ: 703-709 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: S0808A  ISSN: 0385-4205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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主鎖にπ電子共役系が高度に広がった導電性高分子は,相対的に小さい禁止帯幅を有する有機半導体と考えられ,物理化学の分野では新素材としてその基本的性質や機能応用などが活発に研究されている。しかし,剛直な二重結合からなるこれら導電性高分子の多くは,強い分子鎖間相互作用を示し,通常は不溶,不融のため成形性,加工性に乏しい。これは,導電性高分子を活用する場合,大きな障害でもあり解決すべき重要な間題である。これに対し,導電性高分子の加工性の乏しさや,空気中での安定性を改善するための方法の1つは,通常の熱可塑性高分子を基本として複合膜を作製することである。著者らが,絶縁性高分子で被覆した電極を作用極として電解重合を試みたところ,導電性高分子/絶縁性高分子複合膜を容易に作製できることが分かった。電解重合は電極と絶縁性高分子界面で生じていると考えられることから,本手法を用いることにより導電性パターンを容易に作製できる。この新規作製法を用いると,マイクロ電極のようなパターニングも可能であり,複合膜と生体との親和性が良好であれば生体適合性電極などへの応用が考えられ,生体エレクトロニクスを念頭に置いた技術展開も可能である。本論文では,この複合膜の物性を十分把握するため,複合膜の作製過程を詳綱に調べ,また,得られた複合膜の機能応用について検討した。
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分類 (2件):
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固体デバイス製造技術一般  ,  その他の固体デバイス 
引用文献 (5件):
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