文献

J-GLOBAL ID：200902204537558977   整理番号：09A0301163

モード分割に基づく前方車追従行動のモデル化とアシスト系設計への応用

Modeling of Vehicle Following Task based on Mode Segmentation and Its Application to Assist System Design

著者 (5件)： 鈴木達也 (名古屋大) ,  秋田敏和 (名古屋大) ,  中野暁斗 (名古屋大) ,  早川聡一郎 (豊田工大) ,  稲垣伸吉 (名古屋大)
資料名： 自動車技術会論文集  (Transactions of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 40  号： 2  ページ： 511-517  発行年： 2009年03月25日 
JST資料番号： S0826A  ISSN： 0287-8321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前車追従行動を,車間距離,相対速度,前車の背面積変化率(KdB)を入力とし,アクセルとブレーキの操作量を出力とする系としてモデル化した。複雑な運転行動を,運転者の判断で切り替える複数の操作モードに分割し,PWARXモデルを適用した。ドライビングシミュレータ上で運転者の行動をサンプリングし,クラスタリングを行って,PWARXモデルのパラメータを推定した。パラメータの分析から,抽出した4種の操作モードの中で最重要の「危険回避モード」への切り替えに,KdBが支配的であるとの知見を得た。PWARXモデルを,ブレーキアシストシステムに応用し,モード遷移に運転者ごとの判断特性を用いて制御した結果,危険回避モードが減少し,違和感も少なくすることができた。

シソーラス用語： *運転 ,  *運転者 ,  *モデリング ,  自己回帰モデル ,  クラスタ化 ,  サポートベクトルマシン ,  車間距離 ,  ブレーキ制御装置 ,  *走行 ,  ドライビングシミュレータ ,  改変 ,  制御装置
準シソーラス用語： ARXモデル ,  *ドライバ ,  *モデル化 ,  運転行動 ,  操作モード ,  *追従走行

分類 (3件)： 運転者  (TB01040V) ,  走行装置  (QG03040V) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (13件)：

• 特集「ドライバの運転特性と評価」. 自動車技術. 2004, 58, 12
• MCRUER, D. Theory of manual vehicular control. Ergonomics. 1969, 12, 599-633
• MACADAM, C. Application of an optimal preview control for simulation of closed-loop automobile driving. IEEE Trans. on Syst. Man and Cyber. 1981, 11, 9, 393-399
• MODJTAHEDZADEH, A. A Model of Driver Steering Control Behavior for Use in Assesing Vehicle Handing Qualities. ASME J. of Dynam. Syst. Meas. Contr. 1993, 5, Sept., 456-464
• PILUTTI, T. Identification of Driver State for Lane Keeping Tasks. IEEE Trans. on Syst. Man and Cyber., Part A. 1999, 29, 5, 486-502

タイトルに関連する用語 (5件)： 行動 ,  モデル化 ,  アシスト ,  設計 ,  応用