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J-GLOBAL ID：200902204729190183   整理番号：08A1225032

Au支援可視レーザMALDI

Au-assisted visible laser MALDI

著者 (4件)： CHEN Lee Chuin (Clean Energy Res. Center, Univ. of Yamanashi, 4-3-11 Takeda, Kofu 400-8511, JPN) ,  MORI Kunihiko (Clean Energy Res. Center, Univ. of Yamanashi, 4-3-11 Takeda, Kofu 400-8511, JPN) ,  HORI Hirokazu (Interdisciplinary Graduate School of Medical and Engineering, Univ. of Yamanashi, 4-3-11 Takeda, Kofu 400-8511, JPN) ,  HIRAOKA Kenzo (Clean Energy Res. Center, Univ. of Yamanashi, 4-3-11 Takeda, Kofu 400-8511, JPN)
資料名： International Journal of Mass Spectrometry  (International Journal of Mass Spectrometry)
巻： 279  号： 1  ページ： 41-46  発行年： 2009年01月01日 
JST資料番号： D0625A  ISSN： 1387-3806  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イオンスパッタリング蒸着させたAu薄膜(5~10nm)によって被検質をドープしたマトリックスを被覆し,可視レーザ(波長532nm)を使用してUV-吸収MALDIマトリックスを励起し,生体分子を脱離/イオン化させた。最初に高フルエンスレーザによりAu膜をアブレートし,レーザビームスポットサイズに近似したサイズのクレーター/ホールをターゲット上に形成させた。数回の初期レーザショットの後,レーザフルエンスが低い場合でも,被検質およびマトリックス関連イオンが観察された。電子顕微鏡によりレーザアブレーション領域を調べた結果から,サイズ範囲<10~50nmのナノ粒子の形成を認めた。赤外レーザ(1064nm)による励起に比較して,可視レーザはより多くのマトリックスラジカルイオンを発生し,また分子温度計により測定した加熱効果は小さかった。これらの結果から,可視レーザによって,おそらくアブレートされたクレーター上に残留した金ナノ粒子およびナノ構造体の支援により,マトリックス分子が光励起され,光イオン化するものと考察した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： スパッタ蒸着 ,  *金属薄膜 ,  金 ,  マトリックス【母体】 ,  メタライゼーション ,  *可視レーザ ,  レーザアブレーション ,  ナノ粒子 ,  *MALDI-MS ,  プラズマ共鳴 ,  走査電子顕微鏡 ,  質量分析計 ,  Nd-YAGレーザ ,  光イオン化 ,  *ナノ構造 ,  芳香族カルボン酸 ,  多価フェノール ,  ヒドロキシ酸 ,  芳香族アミン ,  酸素複素環化合物 ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸エステル ,  第二アミン
準シソーラス用語： ナノ構造体 ,  飛行時間型質量分析計 ,  表面プラズモン共鳴

分類 (2件)： 質量分析  (CC03013N) ,  分子と光子の相互作用  (BH06120R)

物質索引 (3件)： 2,5-ジヒドロキシ安息香酸 ,  2-ヒドロキシ-5-メトキシ安息香酸 ,  ローダミン6G

タイトルに関連する用語 (3件)： Au ,  支援 ,  可視レーザ