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J-GLOBAL ID:200902204919403884   整理番号:09A1032276

ナイジェリアの南部ギニアサバンナ域の内陸渓谷におけるシロアリ(Macrotermes bellicosus)のあり塚および周辺ペドンの物理化学的および形態的特性

Physicochemical and morphological properties of termite (Macrotermes bellicosus) mounds and surrounding pedons on a toposequence of an inland valley in the southern Guinea savanna zone of Nigeria
著者 (3件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 514-522  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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シロアリは熱帯域の土壌生成過程において重要な役割を演じている。しかしながら,場所的影響としての土壌生成に及ぼすシロアリの影響は,ほとんどわかっていない。ここでは,ナイジェリア中部の内陸渓谷の位置配列に沿った周辺ペドンと比べて,Macrotermes bellicosusによって築かれた地上塚の土壌の物理化学的および形態的特性について調べた。あり塚土壌の物理化学的および形態的特性は構造的ユニットに従って変化したが,概して周辺ペドンとは異なった。細かいテクスチャ,より高い電気伝導度,総窒素,交換可能塩類(Ca,Mg,K),有効陽イオン交換能,低C/N比率,交換酸度などの違いが,あり塚土においてみられた。土壌特性を改変するこの傾向は,シロアリが実際に生息しているあり塚内の巣域においてより顕著であった。これらの結果から,M.bellicosusは,その生活に好都合な空間を造るためにあり塚土壌を操作していること,また,全位置配列地点において,同じ手段で生態的パッチ(ホットスポット)を形成していること,さらに,低地のあり塚の数および容量は高地と比べて少ないことから,高地と比べて低地では土壌生成に対するM.bellicosusの影響が低いことなどがわかった。
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分類 (1件):
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土壌生成・分類 
引用文献 (49件):

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