抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
真の人間共存ロボットと呼ぶことができるロボットを実現すべく開発した早稲田大学のTWENDY-ONEについて記述した。まず1999年に生活支援に必須となる人間との協調,安全性,巧みな作業性を検討するモデルとしてWENDYを開発し,2000年より企業と協同で新しい人間共存ロボットの研究開発の結果,2007年にTWENDY-ONEを発表した。設計では福祉の場面設定を重視し,年齢75歳,体重50kg,身の回りの世話全般に介助が必要であるが,全身・下半身麻痺のような病状が無い女性の生活支援場面を想定した。受動柔軟性,衝撃吸収と力センシング,高出力アームにより人間への適応を図っている。肘構造やモビリティなど作業支援のための機能に言及した。