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J-GLOBAL ID:200902205312267317   整理番号:08A1242847

近赤外分光法による米デンプンの消化性とグリセミック・インデックスの推定

Estimation of Starch Digestion Pattern and Glycemic Index of Rice by Near Infrared Refrectance Spectroscopy
著者 (4件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 443-448 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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米デンプンのα-アミラーゼによる消化特性とグリセミック・インデックス(GI)を簡易に測定するため, 近赤外分光(NIR)法による推定精度について検討した. 検量線の作成は, 部分最小2乗法による回帰分析(PLS)で行った. NIR法による推定の実用性評価は, 推定値の標準誤差を検定試料の分布範囲と比較したEI法, および予測標準誤差を検定試料の標準偏差と比較したRPD法を用いて行った. 米デンプンの消化特性は3つのパラメーターを持った非線形式で表現した. そのパラメーターは, 加熱前処理に由来する分解物の割合(パラメーターa), α-アミラーゼの作用に由来する消化物の割合(同b), 消化速度(同c)である. GIはin vitroで評価したGI(EGI)を用いた. NIR法による簡易測定は, パラメーターcおよびEGIの推定において実用性があると判断された. その精度は遺伝資源にランクをつけるような一次スクリーニングに適用できるレベルであった. このことから, NIR法による簡易測定は, 米デンプンの消化速度が遅く, GIの低いイネ品種を選抜するのに有効と考えられた. また, 推定精度の向上のためには, イネの生態型や生産地によって試料を分けることが有効なことも示唆された.(著者抄録)
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食品の分析  ,  澱粉 
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