抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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柔軟な片持ち梁の曲げ振動を抑制するために,ワイヤー状のSMAとばねを直列に接続したアクチュエータユニットを用いたテンドン制御系を設計し,その制御性能について調査した。まず,アクチュエータの動特性をモデル化し,線形アクチュエータとして扱う場合のモデルパラメータを実験的に決定した。つぎに,テンドン制御系の状態方程式を導き,SMAアクチュエータの性能が環境温度などに影響されることを考慮して,定格モデルからの誤差を入力端での乗法変動と捉えたH
∞制御系を設計した。最後に,設計したH
∞制御系を片持ち梁の実験装置に適用し,その振動特性を計測したところ,十分な制振効果が確認できた。(著者抄録)