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J-GLOBAL ID：200902206049889690   整理番号：09A0167780

I₂SO₂^2-として定式化される新種のヨード亜硫酸イオン

A new type of iodosulfite ion formulated as I₂SO₂^2-

著者 (4件)： NAGASAWA Isoroku (Fukuoka Univ. Education, Fukuoka, JPN) ,  AMITA Hideaki (Fukuoka Univ. Education, Fukuoka, JPN) ,  KITAGAWA Hiroshi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  KITAGAWA Hiroshi (JST-CREST, Tokyo, JPN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
号： 2  ページ： 204-205  発行年： 2009年01月08日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： よう化物とSO₂の2:1の比を持つ亜硫酸ヨードのはじめての例として,離散的イオン種であるI₂SO₂^2-として定式化される亜硫酸ジヨードを報告した。無色の白金錯体[Pt(depe)₂]I₂(depe=1,2-ビス(ジエチルホスフィノ)エタン)のSO₂-飽和水での処理によって,[Pt(depe)₂](I₂SO₂)として定式化される黄色い結晶が得られた。この結晶の構造データから判断して,よう化物からSO₂への電荷移動を伴う弱いドナー-アクセプター結合によってSO₂分子が2つのよう化物と結合していると結論付けた。I原子間あるいはSO₂と他の原子間では重大な接触は観測されず,化学種が分離した亜硫酸ジヨードイオンI₂SO₂^2-であることが示された。

シソーラス用語： *ヨード酸 ,  *硫黄酸素酸誘導体 ,  白金錯体 ,  結晶構造 ,  電荷移動錯体
準シソーラス用語： *ヨード亜硫酸

分類 (1件)： 酸  (CD01020O)

物質索引 (1件)： 1,2-ビス(ジエチルホスフィノ)エタン

タイトルに関連する用語 (3件)： 定式化 ,  新種 ,  亜硫酸イオン