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J-GLOBAL ID：200902206230003890   整理番号：08A0483190

アシルCoAシンテターゼにおけるアミド(ペプチド)結合合成活性の発見

Discovery of Amide (Peptide) Bond Synthetic Activity in Acyl-CoA Synthetase

著者 (5件)： ABE Tomoko (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  HASHIMOTO Yoshiteru (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  HOSAKA Hideaki (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  TOMITA-YOKOTANI Kaori (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  KOBAYASHI Michihiko (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 283  号： 17  ページ： 11312-11321  発行年： 2008年04月25日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アシルCoAシンテターゼは酸チオールリガーゼ(EC6.2.1)としてMg²⁺ATP存在下でアシル酸とCoAをチオエステル結合させてアシルCoAを合成し,アデニル酸形成酵素スーパーファミリーに属す。しかし,CoAの代わりにL-システインを基質にすると,N-アシル-L-システインを生成し,酸アンモニア(アミド)リガーゼ(EC6.3.1)や酸アミノ酸リガーゼ(EC6.3.2)としてC-N結合を形成する能力もあることが示された。さらに基質を変えればN-アシル-D-システイン,N-アシル-DL-ホモシステイン,N-アシル-システインメチルエステルも合成できた。この酵素と近縁のアセチルCoAシンテターゼやショウジョウバエのルシフェラーゼにも同様の活性があった。したがって,アデニル酸形成酵素スーパーファミリーに共通の性質であると推測された。

シソーラス用語： *アシルCoAシンテターゼ ,  基質特異性 ,  *C-Nリガーゼ ,  C-Sリガーゼ ,  アセチルCoAシンテターゼ ,  ルシフェラーゼ ,  質量分析 ,  酵素反応速度論 ,  含硫アミノ酸 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン ,  Pseudomonas chlororaphis ,  ショウジョウバエ属 ,  シュードモナス属 ,  ハエ目 ,  無脊椎動物 ,  微生物
準シソーラス用語： ショウジョウバエ ,  Pseudomonas

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (4件)： ATP ,  DL-ホモシステイン ,  L-システイン ,  アデニル酸

タイトルに関連する用語 (5件)： アシルCoAシンテターゼ ,  アミド ,  ペプチド ,  活性 ,  発見