文献
J-GLOBAL ID:200902206279182293   整理番号:09A0120566

スーパーSINETを用いたギガビット・リアルタイム測地e-VLBIの開発

Development of Real-time Gigabit Geodesy e-VLBI Using the Super-Sinet
著者 (14件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 269-278  発行年: 2008年12月25日 
JST資料番号: G0199A  ISSN: 0038-0830  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ギガビット・リアルタイムe-VLBI測地化システムの開発について報告する。国立情報学研の運用する「スーパーSINET」を用いて,国土地理院・つくば32m鏡と国立天文台・三鷹,岐阜大学11m鏡の間を2.4Gbpsの光回線で接続し,実験を行った。光回線の双方向伝送を活かし,上りと下りでS/X帯の2Gbpsのデータをそれぞれ伝送し,国立天文台および岐阜大学に設置された相関器で分散相関処理を行うことで4Gbpsという世界最高速度のリアルタイム測地e-VLBIを実現した。広帯域データによる遅延時間決定について,ガウスフィット法を用いる方法を導入し,高精度の遅延時間決定ができることが明らかになった。また,位相傾斜による遅延時間の決定法についても開発を行い,ガウスフィット法とほぼ同程度の遅延時間決定精度があることがわかった。国土地理院のJADE観測で従来の磁気記録方式(K4,K5)とe-VLBIの同時観測を行い,遅延時間を比較したところ,K4,K5に比べてe-VLBIの遅延時間は1日で数100ps移動することがわかった。これはホーンの前からP-cal信号を注入してバンド幅合成を行なうK4,K5ではキャンセルされる,観測室と受信機間のケーブル長の温度変動がe-VLBIでは現れたためと考えられる。この変動は基線解析ではクロックの推定で吸収され,K4,K5とe-VLBIの基線長が3mm以内で一致する測地結果を得ることができた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
測地学 
引用文献 (9件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る