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J-GLOBAL ID：200902206347064067   整理番号：08A1243332

動的予測サーベイメータの⁶⁰Co汚染検査への応用

Application of a Dynamic Prediction Survey Meter to ⁶⁰Co Contamination Monitoring

著者 (5件)： 飯田治三 (独立行政法人 放射線医学総合研究所) ,  鎌田貴志 (応用光研工業株式会社) ,  渡井勝範 (応用光研工業株式会社) ,  天野豁 (株式会社 天野研究所) ,  白川芳幸 (独立行政法人 放射線医学総合研究所)
資料名： Radioisotopes  (Radioisotopes)
巻： 57  号： 11  ページ： 669-677 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： G0494A  ISSN： 0033-8303  CODEN： RAISAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原子力事故,あるいは放射線事故の時,サーベイメータは表面汚染の検査に必須の検出器である。同時に放射線施設の日常管理に使われる代表的な装置である。表面汚染に用いられるサーベイメータは計数率(min^-1)を求めるものである。通常,時定数が10秒の時,1箇所あたりの測定には約30秒,より正確な測定には60秒程度の時間が必要である。緊急時,あるいは日常管理においても多数の箇所を測定するためには多くの時間を必要とし,作業者に重労働を強いることになる。また緊急時には迅速な測定が必要である。この課題を解決するために,静止時,移動時を問わず最終応答を待たずに応答初期の段階で最終値を予測する方法をこれまで原理的に検証してきた。本論文では限界性能の検証の観点と同時に実運用を想定して原子力発電所における管理区域外持ち出し管理レベルである⁶⁰Coで0.8Bq/cm²の汚染が予測可能かを実験により確かめ,良好な成績を得ることができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *サーベイメータ ,  *コバルト60 ,  汚染 ,  *放射能汚染 ,  放射線事故 ,  原子炉事故 ,  管理区域 ,  時定数 ,  原子力発電所 ,  表面汚染
準シソーラス用語： 原子力事故

分類 (1件)： 施設及び取扱い  (MB03000K)

引用文献 (5件)：

• 1)白川芳幸,サーベイメータの応答性の高速化,RADIOISOTOPES, 54, 199-204(2005)
• 2)飯田治三,他,動的予測によるサーベイメータ応答の高速化,RADIOISOTOPES, 57, 351-357(2007)
• 3)Ogata, K., Modern Control Engineering Third Edition, pp.670-679, Prentice-Hall, New Jersey(1997)
• 4)日本アイソトープ協会,協会製密封線源カタログ(2006)
• 5)応用光研工業,サーベイメータカタログ(2006)

タイトルに関連する用語 (4件)： 予測 ,  サーベイメータ ,  汚染検査 ,  応用