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J-GLOBAL ID:200902206548828391   整理番号:08A0694229

日本の福井県における紅斑熱群リケッチア症の流行地域でのダニのベクター適格性の調査

Survey of the vectorial competence of ticks in an endemic area of spotted fever group rickettsioses in Fukui Prefecture, Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 305-309  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: W1957A  ISSN: 0385-5600  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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福井県北部の荒島岳に生息するマダニにおける紅斑熱群リケッチアの存在率を調査した。荒島岳の山麓,中腹,山頂にかけて222個体のマダニを採集した。これらのマダニは3属6種からなった。Ixodes monospinosus32個体中8個体だけから紅斑熱群リケッチアであるRickettsia helveticaを生きた状態で単離できた。PCRにより,I.ovatusの3/38,I.persulcatusの11/55,I.monospinosusの14/32,Haemaphysalis flavaの5/21,H.japonicaの2/9から紅斑熱群リケッチアDNAを検出できた。このうちI.monospinosusの13個体,I.persulcatusの8個体,I.ovatusの3個体,H.flavaの2個体,H.japonicaの1個体がR.helveticaヌクレオチド配列が陽性であった。福井県でのR.helvetica感染のベクターとなるダニはI.monospinosusの可能性が高いと考えられた。
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分類 (1件):
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異種生物間相互作用 

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