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J-GLOBAL ID：200902206873253737   整理番号：08A0999598

オンチップ近接場テラヘルツ検出器一体型プローブ

An on-chip near-field terahertz probe and detector

著者 (3件)： KAWANO Yukio (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KAWANO Yukio (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  ISHIBASHI Koji (RIKEN, Saitama, JPN)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 2  号： 10  ページ： 618-621  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 可視光を通さない物体を透過することなどのテラヘルツ波の有利な特性は,イメージング用途で注目を集めている。近接場イメージングの利用は,高い空間分解能を実現する有望な方法である。この方法は,可視光領域やマイクロ波領域では既に確立されているが,テラヘルツ領域で実行することは困難である。これまで検討されてきたテラヘルツ技術では,検出器がプローブから離れて設置されていたため,感度が低くなり,遠距離場の波の影響が避けられないのである。今回我々は,検出に必要なすべてのコンポーネント(アパーチャー,プローブ,テラヘルツ検出器)を極低温に冷却した1個の半導体チップ上に一体化した,テラヘルツ近接場イメージング用の新しい一体型検出デバイスについて報告する。この方式によって,エバネッセント場のみを高感度かつ高分解能で検出できるようになり,高分解能テラヘルツ・イメージングの新たな可能性が期待される。Copyright Nature Publishing Group 2008

シソーラス用語： *超小形回路技術 ,  *近接場 ,  *電磁波 ,  *プローブ ,  *赤外検出器 ,  統合 ,  結像 ,  エバネセント波 ,  *テラヘルツ波
準シソーラス用語： *オンチップ ,  一体化

分類 (2件)： 赤外・遠赤外領域の測光と光検出器  (BD07032W) ,  光集積回路,集積光学  (BD06050D)

タイトルに関連する用語 (6件)： オンチップ ,  近接場 ,  テラヘルツ ,  検出器 ,  体型 ,  プローブ