文献
J-GLOBAL ID:200902207220293586   整理番号:09A0040758

70kDaのペルオキシソーム膜蛋白質関連蛋白質(P70R/ABCD4)はペルオキシソームではなく小胞体に局在し,そしてアミノ末端の疎水性はABCサブファミリーD蛋白質の細胞下局在化を決定する

70-kDa peroxisomal membrane protein related protein (P70R/ABCD4) localizes to endoplasmic reticulum not peroxisomes, and NH2-terminal hydrophobic property determines the subcellular localization of ABC subfamily D proteins
著者 (9件):
資料名:
巻: 315  号:ページ: 190-205  発行年: 2009年01月15日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
70kDaのペルオキシソーム膜蛋白質関連蛋白質(P70R/ABCD4)はATP結合カセット(ABC)蛋白質サブファミリーDのメンバーである。ABCサブファミリーDはまた,ペルオキシソームABC蛋白質としても知られている。従って,P70Rはペルオキシソーム膜蛋白質であると考えられる。しかしながら,P70Rの細胞下局在化は広範囲にわたっては調べられていない。本研究では,CHO細胞でHA融合P70R(P70R-HA)を一過性に発現させ,免疫蛍光法によって細胞下局在を調べた。驚くべきことに,P70R-HAはペルオキシソームではなく小胞体(ER)に局在した。P70RのERターゲッティング性を調べるため,P70Rのさまざまなアミノ末端欠損構築物を発現させた。アミノ末端欠損構築物のうち,疎水性の膜貫通領域(TMS)で始まる変異体蛋白質はERに局在したが,アミノ末端の親水性のサイトゾルドメインを含むものは局在しなかった。ペルオキシソームに行くことになっているABCサブファミリーD蛋白質にはTMS1に隣接してアミノ末端親水性領域がある。しかし,唯一P70Rにはこの領域が欠けており,アミノ末端疎水性のTMS1で翻訳される。さらにまた,P70Rのアミノ末端へのアミノ末端親水性ドメインの付着は,P70RをERターゲッティング経路から排除した。これらのデータは,P70Rがペルオキシソーム膜ではなくERに存在し,アミノ末端領域の疎水性がABCサブファミリーD蛋白質の細胞下局在化を決定することを示唆する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体一般 

前のページに戻る