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J-GLOBAL ID:200902207426419241   整理番号:08A1056951

綿の廃棄繊維製品からエタノール生産

Ethanol production from cotton-based waste textiles
著者 (3件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 1007-1010  発行年: 2009年01月 
JST資料番号: A0390B  ISSN: 0960-8524  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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棉リントとブルージーンズ繊維製品の廃棄物からエタノール生産を研究した。最良事例ではアルカリ前処理と続く酵素分解が,綿とジーンズをほぼ完全にグルコースへの転換をもたらし,それを次ぎにSaccharomyces cerevisiaeによりエタノールへ発酵させた。もし前処理無しにセルラーゼとβ-グルコシダーゼによる繊維製品の加水分解を24時間行い,次ぎに4日間糖化と発酵(SSF)を同時に行った時0.14~0.145gエタノール/g繊維となり,それは理論的収率の25~26%に相当した。加水分解前に濃縮リン酸での前処理は繊維製品からのエタノール生産を理論的収率の66%まで向上させた。しかし最良結果はNaOHによる材料のアルカリ処理で得られた。綿繊維のアルカリ前処理を0°C,23°Cと100°Cで0~20%NaOHで行い,次ぎに4日まで酵素により加水分解した。一般にNaOHの高濃度は加水分解の良い収率をもたらし,一方温度は逆の影響で低温で良い結果が得られた。綿のアルカリ前処理に対する最良条件は,本研究では12%NaOHと0°Cと3時間であった。この条件で酵素的加水分解された3%固形物含有量を持つ材料は,24時間で理論的収率の85.1%と4日で99.1%であった。こうした条件での繊維製品廃棄物のアルカリ前処理と続くSSFは,0.48gエタノール/g使用前処理繊維製品の結果となった。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物代謝産物の生産  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
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