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J-GLOBAL ID：200902207837254464   整理番号：09A0720160

次世代情報教育の構築に向けて-プログラミング教育-教師が作成したテストケースを用いたプログラムの正誤判定によるプログラミング学習支援システム

著者 (4件)： 松本真吾 (静岡大 大学院情報学研究科) ,  野中美希 (静岡大 大学院情報学研究科) ,  太田剛 (静岡大 情報) ,  酒井三四郎 (静岡大 情報)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 26  号： 1  ページ： 29-35  発行年： 2009年05月31日 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： プログラミングの初学者にとって,作成したプログラムをテストして正誤判定を行うことは容易ではない。そこで,プログラム修正の補助を目的に,教師が作成したテストケースを用いて学習者のプログラムをテストし,正誤判定を行い,フィードバックするプログラミング学習支援システムを開発した。本稿では,システムの概要(学習者は課題のプログラムを作成し,このシステムを用いてプログラムを見直し,修正したプログラムとともにレポートを提出する)を述べ,システムを構成する,1)模範解答プログラム,2)テストケース,3)正誤判定方法,4)フィードバック,について説明した。さらに,判定精度に関する判定実験の結果,授業での評価結果等について検討し,提案したシステムを利用した学習者が,バグを発見し,プログラムが正しく動作するかを確認することが明らかになった。

シソーラス用語： *CAI【計算機】 ,  CAL【学習】 ,  *計算機プログラミング ,  学校教育 ,  大学 ,  *プログラム検査 ,  *デバッギング ,  誤り検出 ,  フィードバック ,  カリキュラム ,  評価試験 ,  教育効果 ,  計算機システム開発 ,  システム評価
準シソーラス用語： テストケース ,  プログラミング教育 ,  情報教育

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  技術教育  (JA01050T)

引用文献 (4件)：

• (1)石原 俊,田口 浩,島川博光:“模範解答からのプログラミング実技試験採点システムの自動生成”,FIT2006論文集,pp. 323-324(2006)
• (2)田上恒大,阿部公輝:“比較的大きなプログラミング課題のための自動採点システム”,情報処理学会研究報告(コンピュータと教育),pp. 135-140(2006)
• (3)倉田英和,富永浩之,林 敏浩,垂水浩幸:“実行テストの自動採点による初級Cプログラミングの演習支援”,教育システム情報学会第32回全国大会講演論文集,pp. 70-71(2007)
• (4)鈴木浩之,小西達裕,伊東幸宏:“抽象的データ構造を含むアルゴリズム表現に基づくプログラム評価支援システムの構築”,教育システム情報学会誌,Vol. 24,No. 3,pp. 167-186(2007)

タイトルに関連する用語 (9件)： 次世代 ,  情報教育 ,  構築 ,  プログラミング教育 ,  教師 ,  テストケース ,  正誤判定 ,  プログラミング ,  学習支援システム