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J-GLOBAL ID：200902208201735329   整理番号：09A0265221

多時期の空中写真から作成したDigital Canopy Modelによる森林キャノピーのモニタリング

Monitoring of forest canopy using digital canopy models generated by multi-temporal aerial photographs

著者 (5件)： 田口仁 (東大 生産技研) ,  古川邦明 (岐阜県森林科研) ,  遠藤貴宏 (東大 生産技研) ,  沢田治雄 (東大 生産技研) ,  安岡善文 (環境研)
資料名： 写真測量とリモートセンシング  (Journal of the Japan Society of Photogrammetry and Remote Sensing)
巻： 48  号： 1  ページ： 4-14  発行年： 2009年03月06日 
JST資料番号： G0203A  ISSN： 0285-5844  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1960年代から林野庁によって定期的に森林域を撮影した空中写真から,デジタル写真測量の技術を用いて時系列にDCM(Digital Canopy Model)を作成し,森林キャノピーのモニタリングへの有効性を評価した。結果は,空中写真から作成したDCMは,LiDARデータと比較して良好に作成可能であることを示した。次に,時系列にDCMを作成し,DCMの変化を観測した結果,空中写真から判読される樹木の成長,地形条件による樹木の成長の違い,施業による伐採,撹乱による倒木がDCMに表現されていることが確認され,時系列のDCMから森林キャノピーのモニタリングが可能であることを示した。

シソーラス用語： 空中写真 ,  *森林測量 ,  *キャノピー ,  ディジタル画像 ,  *ディジタル記録 ,  数学モデル ,  空中三角測量 ,  樹木 ,  木材 ,  監視
準シソーラス用語： 数値モデル ,  倒木

分類 (2件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D) ,  測樹学  (FF01040T)

引用文献 (29件)：

• 臼田裕一郎. オブジェクト指向型土地被覆分類のための領域成長法による画像分割の最適化. 写真測量とリモートセンシング. 2005, 44, 1, 36-43
• 金子行一. 位置・姿勢計測システム (GPS/IMU) の利用. デジタル写真測量の理論と実践. 2004, 107-116
• 岐阜県林政部. スギ人工林林分収穫表・林分密度管理図. 1992
• 岐阜県林政部. 広葉樹林分収穫表. 1992
• 国土地理院. 基盤地図情報, 茨城県つくば市. http://www.gsi.go.jp/kiban/index.html. 2008

タイトルに関連する用語 (5件)： 多時期 ,  空中写真 ,  森林 ,  キャノピー ,  モニタリング