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J-GLOBAL ID：200902208204307450   整理番号：09A0370936

ニンニクとニンニクからの有機硫黄化合物の生物学的特性

Biological Properties of Garlic and Garlic-Derived Organosulfur Compounds

著者 (3件)： ICIEK Malgorzata (Jagiellonian Univ., Krakow, POL) ,  KWIECIEN Inga (Jagiellonian Univ., Krakow, POL) ,  WLODEK Lidia (Jagiellonian Univ., Krakow, POL)
資料名： Environmental and Molecular Mutagenesis  (Environmental and Molecular Mutagenesis)
巻： 50  号： 3  ページ： 247-265  発行年： 2009年04月 
JST資料番号： W0213A  ISSN： 0893-6692  CODEN： EMMUEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニンニクは昔から薬用植物とされてきた。ニンニクは免疫機能を強化し,抗菌作用を持っている。本レビューはニンニクの抗ガン効果を重点とし,その作用メカニズムの説明を紹介した。ニンニクの薬用成分は主としてアリインから引出される有機硫黄化合物である。有機硫黄化合物は発ガン活性を抑制し,フェーズ2解毒プロセスを盛んにし,細胞周期停止し,ミトコンドリアアポトーシス経路を刺激してヒストンのアセチル化を増加する。またニンニクからの有機硫黄化合物は細胞間伝達に影響して薬物耐性の発展を行う。また本レビューは従来あまり知られていなかったニンニクからの化合物の信号伝達における,細胞還元状態の調整など分子作用の面を紹介した。

シソーラス用語： *ニンニク ,  *有機硫黄化合物 ,  ミトコンドリア ,  アポトーシス ,  ヒストン ,  アセチル化 ,  *薬物療法 ,  レビュー ,  *予防的薬物療法
準シソーラス用語： *Allium sativum ,  *化学的予防

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  遺伝的変異  (EC01030Y)

物質索引 (1件)： アリイン

タイトルに関連する用語 (3件)： ニンニク ,  有機硫黄化合物 ,  生物学的特性