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J-GLOBAL ID：200902208362061158   整理番号：09A0495914

インテリジェントセンサを用いた橋梁地震被災度判定手法の開発に関する研究

著者 (2件)： 堺淳一 (土木研 構造物メンテナンス研究セ) ,  運上茂樹 (土木研 構造物メンテナンス研究セ)
資料名： 土木研究所報告  (Research Report of Public Works Research Institute)
号： 213  ページ： 53P  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： F0031A  ISSN： 0386-4995  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大地震後の橋梁の被災程度,使用可能性などの検知・判定は救急活動,被災者の避難,救援物資の輸送などに不可欠であり,迅速かつ客観的に把握できる技術の開発が求められている。本研究では,鉄筋コンクリート(RC)橋脚の被災の有無の検知,被災程度の推定を可能とする技術開発のため,損傷によるRC橋脚の固有周期の変化に着目した。RC橋脚に支持された橋脚モデルの振動台加震実験を行い,損傷により応答周期が大きくなる特性に基づき,地震による被災程度を判定する手法を構築した。また,橋梁地震被災度判定センサを製作し,供用下の橋梁の振動計測実験を行い,橋の応答周期の検知精度を分析した。さらに,実際の橋梁が強地震動を受けた時の被災程度の判定精度につき数値解析を行った。

シソーラス用語： 橋 ,  *大地震 ,  *橋脚 ,  *度 ,  センサ ,  固有周期 ,  振動台試験 ,  振動測定 ,  応答解析 ,  *診断 ,  震災
準シソーラス用語： *鉄筋コンクリート橋脚 ,  *被災度 ,  インテリジェントセンサ ,  地震応答解析 ,  被災診断

分類 (1件)： 橋梁工学一般  (RC06010Y)

引用文献 (37件)：

• (社) 日本道路協会: 道路震災対策便覧 (震災復旧編), 2007.
• 関雅樹, 西村昭彦, 佐野弘幸, 中野聡: RCラーメン高架橋の地震時損傷レベルの評価に関する研究, 土木学会論文集, No.731/I-63, pp. 51-64, 2003.
• 上半文昭, 目黒公郎: 微動測定を利用した地震時構造物損傷度検査手法に関する実験的研究, 第11回日本地震工学シンポジウム講演論文集, pp. 1975-1980, 2002.
• 上半文昭, 目黒公郎: 鉄道構造物の振動診断を目的とした非接触微動測定法の開発, 第27回土木学会地震工学論文集, CD-ROM No.272, 2003.
• 仁平達也, 曽我部正道, 谷村幸裕, 笹谷輝勝, 平野勝識, 宮本則幸, 濱田弘志: 鉄道RCラーメン高架橋柱の損傷レベル検知センサーの開発, 第14回鉄道技術連合シンポジウム (J-RAIL2007), pp. 183-186, 2007.

タイトルに関連する用語 (7件)： インテリジェントセンサ ,  橋梁 ,  地震 ,  被災度判定 ,  手法 ,  開発 ,  研究