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J-GLOBAL ID:200902208362617067   整理番号:09A0506497

複数のライセンス因子の冗長的で差別的な調節は正常ヒト細胞で再複製の防止を確実にする

Redundant and differential regulation of multiple licensing factors ensures prevention of re-replication in normal human cells
著者 (10件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 1184-1191  発行年: 2009年04月15日 
JST資料番号: C0619B  ISSN: 0021-9533  CODEN: JNCSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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ヒト細胞がS期に入るとき,様々な阻害機構が複製ライセンス因子ORC1,CDC6,Cdt1をダウンレギュレーションし,再複製を防止する。しかし,Cdt1などの過剰発現がいくつかの癌細胞株で再複製を誘発することから,この現象は疑問視されている。Cdt1誘発性再複製に抵抗するヒト非癌性細胞(テロメラーゼで不死化されたヒト線維芽細胞を含む)において,これらのライセンス因子の同時脱制御が再複製を誘発するかどうかを調べた。再複製は,3つの因子の個々の過剰発現では起こらず,Cdt1+ORC1またはCdt1+CDC6共発現で若干起こり,3因子の共発現で相乗的に起こり,ORC1+CDC6共発現では起こらなかった。Cdt1調節が鍵となるステップであるが,正常ヒト細胞では複数のライセンス因子の差別的調節が再複製を防止すること,ORC1調節も再複製防止に重要であることを示唆した。
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分類 (1件):
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細胞分裂・増殖 

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