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J-GLOBAL ID：200902208412735023   整理番号：08A0565413

光ファイバ回路を使った飛行時間陽電子放出トモグラフィー

Time-of-Flight Positron Emission Tomography Using Optical Fiber Circuit

著者 (3件)： YAMAWAKI Masato (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KATSUMURA Yousuke (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  SUZUKI Takenori (High Energy Accelerator Res. Organization, Ibaraki, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 47  号： 2 Issue 1  ページ： 1119-1125  発行年： 2008年02月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しい飛行時間陽電子放出トモグラフィー(TOF-PET)システムの測定法とシステムアーキテクチャを提案した。このシステムはシンチレータと直接連結した光ファイバを使ってシンチレーション光を集積し,陽電子消滅位置を測定する。多数のシンチレータを円筒形に配置し,一対のシンチレータが陽電子消滅点に生じる一対のγ線を検出する。光ファイバ回路は,その大部分がシンチレーション円筒の周りに時計周りあるいは反時計周りに巻いた光ファイババンドルであるが,γ線が発生する光信号を集積する。これら光信号はいくつか光電子増倍管で増幅し,単一ディジタルオシロスコープを使って処理して,陽電子消滅γ線のTOFを決定する。このTOF-PETシステムの性能で最も重要な因子の一つはTOF分解能である。ファイバ回路を使って光信号を透過させると,光信号の分散と,光強度の低下がTOF分解能を劣化させる主要因子になる。予備的な実験結果から,光ファイバを使うと光強度は劣化するが,TOF分解能は大幅には劣化しないと結論した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *PET【トモグラフィー】 ,  *光ファイバ ,  飛行時間法 ,  シンチレーション ,  陽電子消滅 ,  *γ線検出 ,  光電子増倍管 ,  分解能 ,  固体シンチレータ
準シソーラス用語： 陽電子放出トモグラフィー

分類 (1件)： 放射線検出・検出器  (AD08020J)

引用文献 (16件)：

• M. Aykac, R. Grazioso, K. Bean, and M. Schmand: IEEE Trans. Nucl. Sci.53(2006)18.
• M. Aykac, F. Bauer, C. W. Williams, M. Loope, and M. Schmand: IEEE Trans. Nucl. Sci.53(2006)1084.
• M. M. Ter-Pogossian, D. C. Ficke, M. Yamamoto, and J. T. Hood: IEEE Trans. Med. Imaging 1(1982)179.
• G. F. Knoll: Hoshasen Keisoku Handohukku (Radiation Detection and Measurement)(Nikkan Kogyo Shimbunsha, Tokyo, 2001) p. 279 [in Japanese].
• H. Saito, Y. Nagashima, T. Kurihara, and T. Hyodo: Nucl. Instrum. Methods Phys. Res., Sect. A 487(2002)612.

タイトルに関連する用語 (3件)： 光ファイバ ,  飛行時間 ,  陽電子放出トモグラフィー