抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
晴れた日の太陽光は太陽の表面からきた光子の波が平行光のまま位相を崩さずに地表まで届くために集光レンズの焦点で強めることができる。しかし,曇り日の光は雲中の水滴で位相が乱されてしまい,焦点では強められない。また,太陽光は波長や位相がばらばらなため,収束させても太陽の表面以上にはエネルギー密度を上げることができない。一方,固体素子中で一度励起させて作ったレーザ光は,波長と位相がそろったコヒーレント光となるため,焦点ですべての光子の山と山が一致して強め合い,数万度の温度となりうる。コヒーレントな光の能力,コヒーレント下で働く波動アルゴリズム,及びデコヒーレントによる能力の低下について述べた。