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J-GLOBAL ID:200902208621334656   整理番号:09A0831016

RSV複製はサイトカインシグナリング抑制因子(SOCS)分子の相殺的な発現により減弱によりされる

RSV replication is attenuated by counteracting expression of the suppressor of cytokine signaling (SOCS) molecules
著者 (16件):
資料名:
巻: 391  号:ページ: 162-170  発行年: 2009年09月01日 
JST資料番号: H0793A  ISSN: 0042-6822  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトRSVは小児および高齢者に毎年流行する呼吸器疾患の原因となっている。RSVがIFNを介した抗ウイルス応答に拮抗するメカニズムには,I型IFN mRNA転写の阻害およびJAK/STATファミリーメンバーの情報伝達阻止が含まれる。サイトカインシグナリング抑制因子(SOCS)遺伝子ファミリーはフィードバックループを利用してサイトカイン応答を阻害しJAK/STATシグナル伝達経路の活性化を阻止する。SOCS分子のRSV感染に対する自然免疫応答妨害能を評価するために,8種のSOCSファミリー遺伝子を解析した。RSV感染によりHEp-2細胞でのSOCS1,SOCS3,およびCIS mRNA発現がアップレギュレーションされた。低分子干渉RNA(siRNA)によりSOCS1,SOCS3およびCISを抑制するとウイルス複製が阻止された。さらに,SOCS1,SOCS3,あるいはCISを阻害するとSTAT1/2リン酸化誘導によりI型IFNシグナリングが活性化された。これらの結果よりRSV感染は上皮細胞でのSOCS1,SOCS3あるいはCIS誘導により生得的な抗ウイルス応答を回避することを示唆した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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ウイルス感染の生理と病原性  ,  分子遺伝学一般  ,  感染免疫 

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