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J-GLOBAL ID:200902208660104315   整理番号:09A0132137

人尿からのリン回収とその過程におけるエストラジオールとカルバマゼピンの挙動

著者 (4件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 149-156  発行年: 2009年02月01日 
JST資料番号: G0195A  ISSN: 0513-5907  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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世界的にリン資源の枯渇が危惧されているが,尿にはリンが多量に含まれリン酸アンモニウムマグネシウム(MAP)として回収する方法がある。人尿にはエストラジオールや医薬品などの生理活性物質が含まれることから,人尿から生成したMAPには生理活性物質の移行や水への溶出という可能性が考えられる。そこで本研究では,人尿からMAPを生成し,その過程における17β-エストラジオール(E2)とカルバマゼピン(CZM)挙動,とくにMAPへの移行量を明らかにするとともに,これらの水への溶出挙動について検討することを目的とした。その結果,人尿中のリン酸態リンの85%から91%が回収でき,E2およびCZMのMAPへの移行量についてはいずれもそれらの尿含有量の1%未満であったこと,人尿中のE2およびCZM濃度が低いほど,生成したMAPから溶出するE2およびCZM量が少ないことがわかった。これらはあらかじめ人尿を希釈して,見掛け上の生理活性物質濃度を低くしておくことにより,生成したMAPからE2やCZMなどの生理活性物質の溶出量を低く制御することが可能であることを示していた。(著者抄録)
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資源回収利用 
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