抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年公立小学校において,授業・行事等での体験学習・調べ学習や地域住民との交流・協働作業等,発展的な学習方法や活動形態が積極的に導入されている。本研究では,児童・保護者・地域住民のみならず,教員の就業環境としての学校施設という視点も含め,より総合的な機能整備のあり方を考察し,それに伴って新たに必要とされる空間を見出すことを目的とする。教育活動面で学校施設に今後必要とされる機能の内容,すなわち機能要求を捉え,それらを実現するにあたって既存空間・多目的スペース・余裕教室の使いわけ方を把握することで,自由空間に出現した新たな空間需要を明らかにした。設定した今後の学校施設に必要と想定される45機能に対し,分析結果から得られた機能要求の実態は,必要性の認識が低い機能から,要求が潜在化した機能,価値は広く認識された機能,また現状十分からさらなる充実化が求められている機能まで,およそ6つの特徴が得られた。