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J-GLOBAL ID:200902208990351114   整理番号:09A0050739

イネの葉の光合成関連要素と活性酸素消去系に対するオゾンの影響

Effects of Ozone on Photosynthetic Components and Radical Scavenging System in Leaves of Rice (Oryza sativa L.)
著者 (9件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 243-255  発行年: 2008年12月10日 
JST資料番号: X0731A  ISSN: 0021-8588  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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イネの葉におけるRubPカルボキシラーゼ/オキシゲナーゼ(Rubisco)の活性・濃度,クロロフィル濃度,活性酸素消去系に対するオゾン(O3)の影響を調べた。2007年5月15日に黒ボク土を詰めたコンテナにコシヒカリとキヌヒカリの幼苗を移植し,チャンバー内で5月30日から9月20日までガス処理を行った。ガス処理区として,活性炭フィルターによって浄化した空気をチャンバー内に導入した浄化空気区,毎日10:00から17:00までチャンバー内のO3濃度を60nl 1-1(ppb)に制御した60ppb O3区および同時刻のO3濃度を100ppbに制御した100ppb O3区を設けた。O3暴露によって,Rubiscoの活性・濃度に有意な影響は認められなかったが,葉のクロロフィル濃度は有意に低下した。O3暴露によって両品種のアスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX),モノデヒドロアスコルビン酸レダクターゼ(MDAR)およびグルタチオンリダクターゼ(GR)の活性が有意に増加し,浄化空気区に対するO3暴露区における酵素活性の増加程度とO3のAOT40との間に有意な正の相関が認められた。以上の結果より,野外濃度レベルのO3を長期間にわたって暴露されたイネの葉ではAPX,MDARおよびGRが抗酸化応答において重要な役割を果たすと考えられたが,これらの酵素の活性上昇はO3によるクロロフィル濃度の低下を回避するには不十分であることが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
稲作  ,  光合成  ,  植物に対する影響 
引用文献 (42件):
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