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J-GLOBAL ID：200902209957160474   整理番号：09A0970483

シャシ技術の未来像とトライボロジー ハブユニット軸受の技術動向とトライボロジー

著者 (1件)： 石川寛朗 (日本精工 自動車技セ)
資料名： トライボロジスト  (Journal of Japanese Society of Tribologists)
巻： 54  号： 9  ページ： 580-585  発行年： 2009年09月15日 
JST資料番号： F0390A  ISSN： 0915-1168  CODEN： TORAEO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では,ハブユニット軸受の進化,および自動車の低燃費化とタフネス向上に貢献する技術について,最新の技術動向を交えながら解説した。主な内容項目を次に示した。1)自動車を取り巻く環境:求められる安全性とタフネス向上,ハブユニット軸受の構造と負荷される荷重,ハブユニット軸受が自動車に貢献する技術,2)ハブユニット軸受の進化とHUB IIIの構造:ハブユニット軸受の進化と特徴,HUB IIIの構造,3)HUB IIIの設計:自動車メーカーの要求仕様,HUB IIIの強度検討手法,4)軽量化技術:ユニット化(HUB III化)による軽量化,FEMを活用した部品形状の最適化,材料強度の向上,アクスル部品とのさらなるユニット化(ブレーキキャリパ取付けブラケット内蔵HUB IIIの構造),5)低フリクション化技術:フリクションに及ぼす設計的要因,与圧範囲の低減(ハブユニット軸受の与圧と軸受内部のフリクションの関係),最適グリースの選択(グリースと軸受内部のフリクションの関係),FEMを活用したシールリップ最適設計(シールリップのFEM),6)タフネス向上の技術:庇付きシールの構造,高機能磁気エンコーダの構造など。

シソーラス用語： *軸受 ,  自動車 ,  *トライボロジー ,  *シャシ ,  省エネルギー ,  燃料消費率 ,  軽量化 ,  トルク ,  有限要素法 ,  形状最適化 ,  *最適設計 ,  数値解析 ,  密封装置 ,  摩擦 ,  冷間鍛造 ,  靱性 ,  グリース
準シソーラス用語： *ハブユニット軸受 ,  *省燃費 ,  摩擦トルク ,  *技術動向 ,  摩擦特性

分類 (2件)： 走行装置  (QG03040V) ,  軸受  (QB01020W)

引用文献 (8件)：

• 竹原徹. ハブユニットの最新技術. 設計工学. 2007, 42, 8, 452
• 坂本潤是. ハブユニット軸受の動向と最新技術. NSK technical journal. 2004, 677, 2
• 船橋英治. ハブベアリングの変遷と最近の技術. NTN TECHNICAL REVIEW. 2002, 70, 52
• 沼田哲明. 自動車用ホイール軸受の技術動向. Koyo Engineering Journal. 2002, 162, 33
• 沼田哲明. ハブユニット軸受の最新技術動向. Koyo Engineering Journal. 2005, 168, 8

タイトルに関連する用語 (6件)： シャシ ,  未来 ,  トライボロジー ,  ハブ ,  軸受 ,  動向