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J-GLOBAL ID:200902210528868114   整理番号:09A1238860

日本で栽培したChenopodium quinoa種子の抗酸化性質及びフラボノイド組成

Antioxidative properties and flavonoid composition of Chenopodium quinoa seeds cultivated in Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 119  号:ページ: 1300-1306  発行年: 2010年04月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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日本で栽培したキノア種子(Chenopodium quinoa Willd.)の栄養有利性を評価するために,抗酸化性質及びフラボノイド組成を測定し,南アメリカのキノア種子を含む従来使用の穀類及び疑似穀類の対応するデータと比較した。DPPHラジカルに対するこれらの穀粒の抗酸化活性は試験した試料の総フェノール含量と強く相関した。日本で栽培したキノア種子の粗抽出物はソバを除いて南アメリカ及び他の穀類由来のそれよりも高い抗酸化作用を示した。日本のキノア種子から4つのフラボノールグリコシドを単離/同定し,フラボノイドの化学組成,すなわちケルセチン及びケンペロール 3-O-(2′′,6′′-ジ-O-α-ラムノピラノシル)-β-ガラクトピラノシド(1及び4),ケルセチン 3-O-(2′′,6′′-ジ-O-α-ラムノピラノシル)-β-グルコピラノシド(2),及びケルセチン 3-O-(2′′-O-β-アピオフラノシル-6′′-O-α-ラムノピラノシル)-β-ガラクトピラノシド(3)を定量測定を通して評価した。トリオシド(2)をキノア種子から初めて単離した。これらのグリコシドをキノアを除いて試験したいずれの穀粒の抽出物においても検出しなかった。日本のキノア種子のアグリコンケルセチン含量は南アメリカ及びソバ由来の種子よりも高かった。酸加水分解を介して形成されたケルセチン及びケンペロールの量は従来使用される食用植物のそれよりもはるかに高レベルであった。日本で栽培したキノア種子は穀類及び疑似穀類の間で抗酸化及び生物活性フラボノイドの供給源として最も機能的な食材である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
穀類とその製品一般  ,  食品の化学・栄養価 

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