抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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離れた場所にある研究機関のシミュレーションや実験によって得られたデータを共有するために,大阪大学サイバーメディアセンターではグリッドコンピューティング技術による共同研究環境基盤を導入した。本論文では,このシステムの紹介を行った。本システムは,1)本センター実験棟のデータグリッド蓄積・解析システム,CAVEシステム,2)サイバーメディアセンター豊中教育研究棟教育メディア実験室の多人数視点共有立体表示システム,データグリッド小型ドーム表示システム,3)超高圧電子顕微鏡センターの超高圧電子顕微鏡高精細画像記録システム,4)1)~3)の装置とスーパーコンピュータを接続するサイバーメディアセンター・レーザー核融合研究センターの高速ネットワーク接続装置からなる。ここではとくに,可視化装置として1)のCAVEシステムと,それを用いた臨場感にあふれる分子モデルの可視化例を示した。また,2)として広視野角立体表示が可能なCyberDome1800,及び4名の観察者による偏光メガネを用いた視点共有型立体表示システムIllusionHoleを紹介した。