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J-GLOBAL ID:200902210711109915   整理番号:09A0213961

キラルビナフチルジイミン-Ni(II)錯体によって触媒されたニトリルオキシドの不斉1,3-双極環状付加反応

Asymmetric 1,3-Dipolar Cycloaddition Reactions of Nitrile Oxides Catalyzed by Chiral Binaphthyldiimine-Ni(II) Complexes
著者 (7件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 1099-1113  発行年: 2009年02月06日 
JST資料番号: C0328A  ISSN: 0022-3263  CODEN: JOCEAH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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触媒としてのキラルLewis酸であるビナフチルジイミン(BINIM)-Ni(II)錯体の存在下の,「CHR-CR′=N-O-CH」-CO-X(「」間には環結合が存在)が生成する,ニトリルオキシド(R′-C+≡N-O-)と3-(2-アルケノイル)-2-オキサゾリジノン及び2-(2-アルケノイル)-3-ピラゾリジノン(R-CH=CH-CO-X)の不斉1,3-双極環状付加反応について報告した。(R)-BINIM-4-(3,5-キシリル)-2QN-Ni(II)錯体の存在下の,2,4,6-トリメチルベンゾニトリルオキシドと3-クロトニル-5,5-ジメチル-2-オキサゾリジノン(I)との反応で,96%eeのエナンチオ選択性を達成した。置換及び未置換ベンゾニトリルオキシド及び脂肪族ニトリルオキシドとの反応では,オキサゾリジノンのIよりも,1-ベンジル-2-クロトニル-5,5-ジメチル-3-ピラゾリジノン(II)を用いる場合が高エナンチオ-及び位置選択的であった。ベンゾニトリルオキシド,para-及びortho-置換ベンゾニトリルオキシド,及び直鎖脂肪族ニトリルオキシドとピラゾリジノンのIIの反応は,10mol%の触媒負荷でエナンチオ選択性は79~92%eeであった。アクリル酸誘導体,特に2-アクリロイル-1-ベンジル-5,5-ジメチル-3-ピラゾリジノンとの反応は,10mol%の触媒負荷で79~91%eeを達成した。PM3法を用いる分子モデリング計算によって,不斉誘導機構を考察した。
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分類 (6件):
分類
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キノリン,イソキノリン  ,  ナフタレン  ,  コバルトとニッケルの錯体  ,  芳香族単環ニトリル・イソシアニド  ,  アルケン  ,  付加反応,脱離反応 
物質索引 (17件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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