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J-GLOBAL ID：200902210728325271   整理番号：09A0523831

700°C級超々臨界圧蒸気プラント(A-USC)技術開発状況

著者 (9件)： 齊藤英治 (日立) ,  福田雅文 (物質・材料研究機構 超耐熱材料セ) ,  山本隆一 (三菱重工業 高砂研) ,  今井潔 (東芝 電力・社会システム技術開発セ) ,  高野哲 (富士電機システムズ 川崎工場) ,  仙波潤之 (住友金属工業 総技研) ,  佐藤恭 (バブコック日立 呉研) ,  駒井伸好 (三菱重工業 長崎研) ,  久布白圭司 (IHI 基盤技研)
資料名： エネルギーと動力  (Journal of the Japan Energy Association)
巻： 59  号： 272  ページ： 37-47  発行年： 2009年05月15日 
JST資料番号： F0130A  ISSN： 1883-7913  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2008年度から国家プロジェクトとして主蒸気温度700°C級のA-USC発電プラントの開発が始動した。本文では,A-USC発電プラントの開発の目標である熱効率46~48%で,USCプラントの対比でCO₂排出量の10%削減を狙った,機器の研究開発と優れた高強度鋼材の選択や開発の計画の概要を紹介している。蒸気タービン開発には三菱重工業,東芝,富士電機,日立の4社が担当し,ボイラ開発ではバブコック日立,三菱重工業,IHIが分担している。ボイラ材料開発を住友金属工業が担当している。本プロジェクトは2016年完了を目指して,前半5年間は材料要素の開発,後半4年間で材料と要素の検証実験の計画をしている。

シソーラス用語： *火力発電 ,  *超臨界圧 ,  プロジェクト ,  国家政策 ,  *水管ボイラ ,  *蒸気タービン ,  熱効率 ,  排出量 ,  二酸化炭素 ,  耐熱材料 ,  ニッケル添加合金 ,  研究開発 ,  技術革新
準シソーラス用語： 超超臨界圧 ,  排出削減

分類 (2件)： 科学技術政策・制度・組織  (AA02000O) ,  火力発電  (NB03040D)

引用文献 (20件)：

• International Energy Agency, “World Energy Outlook 2008”,(2008)
• S. Kjaer, et al., The Advanced Super Critical 700°C Pulverised Coal-Fired Power Plant, Powergen Euro (2001)
• R. Viswanathan, et al., U. S. Program on Materials Technology for USC Power Plants, International Conference on Advances in Materials Technology for Fossil Power Plants. pp3-19.(2004)
• 山本隆一、角屋好邦、河合久孝、馬越龍太郎、植田茂紀、野田俊治、鉄と鋼、90(2004)、1
• 佐藤幹夫、屋口正次、田中良典、岩崎純、福田雅文、斎藤英治、中川博勝、椎橋啓、和泉栄、火力原子力発電、57(2006)、89

タイトルに関連する用語 (4件)： 超々臨界圧 ,  蒸気プラント ,  開発 ,  状況