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J-GLOBAL ID：200902211337260996   整理番号：09A0286347

in Vitroおよびin Vivoにおけるハト麦若葉の抗酸化作用

著者 (2件)： 村上恵 (同志社女大 生活科学) ,  村上哲男 (近畿大 農)
資料名： 同志社女子大学生活科学  (DWCLA. Human Life and Science)
号： 42  ページ： 7-12  発行年： 2009年02月20日 
JST資料番号： S0955A  ISSN： 1345-1391  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ハト麦若葉の機能性を検討するため,抗酸化作用の観点からin vitroとin vivoで比較検討をおこなった。i)ハト麦若葉のラジカル捕捉活性は抗酸化能の高いブロッコリーよりも約2.5倍の活性を示し,総ポリフェノール量はブロッコリーの約1.5倍含まれていた。ii)ヒト血管内皮細胞の過酸化水素傷害に対する効果を検討した結果,ハト麦若葉の水抽出液に保護効果が認められた。その作用はハト麦若葉中のポリフェノール化合物が関与していると考えられた。iii)高脂肪食とハト麦若葉を与えたラットでは,TBARS量,尿中8-OHdG量ともに対照群に比べ有意に低値を示した。また血中脂質量の抑制効果も認められた。以上の結果,ハト麦若葉は高い抗酸化作用を有し,その抗酸化作用にはポリフェノール化合物が関与していると考えられた。またin vitroにおいて示された抗酸化作用はin vivoにおいても同様に発揮する可能性が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *酸化防止 ,  *穀類 ,  ラジカル ,  酸化防止剤 ,  in vitro実験 ,  in vivo実験 ,  ブロッコリ ,  多価フェノール ,  血管内皮細胞 ,  過酸化水素 ,  脂質代謝 ,  食餌効果 ,  食品分析 ,  食品成分 ,  機能性食品 ,  葉 ,  成長段階
準シソーラス用語： *ハト麦 ,  若葉

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  穀類とその製品一般  (FJ04010T)

タイトルに関連する用語 (2件)： ハト麦 ,  抗酸化作用