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J-GLOBAL ID:200902211637605863   整理番号:08A1020773

非静水圧地域気候モデルによって再現された現在の気候における高度と降水量の関係

Relationship between Precipitation and Elevation in the Present Climate Reproduced by the Non-hydrostatic Regional Climate Model
著者 (2件):
資料名:
巻:ページ: 109-112 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: U0028A  ISSN: 1349-6476  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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モデルがどの程度よく地形の影響を表現しているかを調べるために,非静水圧地気候モデル(NHRCM)によって再現された現在の気候下での降水量と高度の関係が観測値と比較された。比較は日本の中部地域で6月と7月の間で調べられた。相関は低いが,計算された全領域で再現された降水量も観測された降水量も高度とともに増加している。観測点が河川系に分類された時,相関は非常に高くなる。観測データで相関が低い河川系ではモデルでの相関も低い。もしもっと細かい地域に区分されると,相関が低い河川系でも観測値データとNHRCMの両方において相関が高くなる。高度とともに降水が増加する特徴は区域を適当に分類することで明らかになった。増加の割合は地域によって異なるが,降水と高度の関係はNHRCMを使っても十分に再現できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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気象学一般  ,  中小規模擾乱,降水特性 
引用文献 (6件):
  • Daly, C., R. Neilson, and D. Phillips, 1994: A statistical-topographic model for mapping climate projection over mountainous terrain. J. Appl. Meteor., 33, 140-158.
  • Daly, C., M. Halbleib, J. I. Smith, W. P. Gibson, M. K. Doggett, G. H. Taylor, J. Curits, and P. P. Pasteris, 2008: Physiographically sensitive mapping of climatological temperature and precipitation across the conterminous United States. Int. J. Climatol., doi:10.1002/joc.
  • Saito, K., T. Fujita, Y. Yamada, J. Ishida, Y. Kumagai, K. Aranami, A. Ohmori, R. Nagasawa, S. Kumagai, C. Muroi, T. Kato, H. Eito, and Y. Yamazaki, 2006: The operational JMA nonhydrostatic mesoscale model. Mon. Wea. Rev., 134, 1266-1298.
  • Sasaki, H., K. Kurihara, I. Takayabu, and T. Uchiyama, 2008: Preliminary experiments of reproducing the present climate using the non-hydrostatic regional climate model, SOLA, 4, 25-28, doi:10.2151/sola.2008-007.
  • Yasunaga, K., H. Sasaki, Y. Wakazuki, T. Kato, C. Muroi, A. Hashimoto, S. Kanada, K. Kurihara, M. Yoshizaki, and Y. Sato, 2005: Performance of the long-term integrations of the Japan Meteorological Agency nonhydrostatic model with use of the spectral boundary coupling method. Weather and Forecasting, 20, 1061-1072.
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