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J-GLOBAL ID:200902211733480826   整理番号:08A0230434

すざく-WAMとKonus-Windによる4つの短いガンマ線バーストのプロンプト放射のスペクトル性質の観測

Spectral Properties of Prompt Emission of Four Short Gamma-Ray Bursts Observed by the Suzaku-WAM and the Konus-Wind
著者 (19件):
資料名:
巻: 60  号: SP1  ページ: S361-S373  発行年: 2008年02月20日 
JST資料番号: G0279A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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すざく衛星搭載広帯域全天モニタ(WAM)とWind衛星搭載Konus装置により,4つの明るく短いガンマ線バースト(GRB)からのプロンプト放射に対する共同分析を実行した。この共同分析により,短期バーストのスペクトル特性を広いエネルギー帯域にわたり高精度で調べることが可能になる。3つのバーストは1MeV近傍の高いピークエネルギーEpを持ち,長期GRBより硬いべき則成分を持つことを示した。これらスペクトルが切断べき則モデルまたはバンドモデルに従うかどうか決めることができなかった。また,バースト期間と幾つかの判定規準を用いて短いGRBかまたは長いGRBに分類するためにスペクトル遅延,硬度,予想された等方放射エネルギー,及び軟放射こぶも調べた。軟こぶの存在を除いた他のすべての判定規準は,4つのGRBサンプルが短いGRBに属すように正確に分類することが分かった。また,広帯域分析から,BATSEの短いGRBサンプルで示されたような非常に大きい硬度を持つGRBの証拠はなく,長いGRBとは異なり,MeVエネルギー帯域でさえも4つの短いGRBのスペクトル遅延がゼロになることは矛盾しないことが分かった。この短いGRBサンプルはまだ制限されているが,得られた結果は短いGRBと長いGRBのスペクトル硬度にあまり差がなく,高エネルギーでのスペクトル遅延がバーストの分類で強い規準になりうることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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宇宙線起源 
引用文献 (55件):
  • Arnaud, K.1996, in ASP Conf. Ser.101, Astronomical Data Analysis Software and Systems V, ed. G. H. Jacoby & J. Barnes (San Francisco: ASP), 17
  • Amati, L.2006, MNRAS, 372, 233
  • Amati, L., et al.2002, A & A, 390, 81
  • Aptekar, R. L., et al.1995, Space Sci. Rev., 71, 265
  • Band, D. L.1997, ApJ, 486, 928
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