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J-GLOBAL ID：200902211989252081   整理番号：08A1239206

料金政策を考慮した都市高速道路交通運用の高度化

著者 (1件)： 秋山孝正 (関西大 環境都市工)
資料名： 高速道路と自動車  (Expressways and Automobiles)
巻： 51  号： 12  ページ： 5-8  発行年： 2008年12月01日 
JST資料番号： F0048A  ISSN： 0287-2587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ETCは通行料金徴収を自動化して効率化を図るための技術であるが,現実的な高速道路の料金政策と交通運用に多様性を与える点で,多大な効果が期待できる。本稿ではETC技術を踏まえた都市高速道路の料金政策と,料金による自律的な交通調整機能を活用した,高度な交通運用の方向性について考察した。本稿で検討した都市高速道路の高度な交通運用に関しては,多様な交通現象が生じ,利用者行動を踏まえた交通量推計手法の開発導入が望まれる。また,時間的・空間的側面から料金政策と交通制御の各特性を統合的に利用することで,相互補完的な機能を有する都市高速道路の交通運用を検討していく必要がある。

シソーラス用語： 料金 ,  *都市高速道路 ,  *運用 ,  ITS【交通】 ,  計算機利用システム ,  *交通政策 ,  交通 ,  交通制御 ,  通行料金 ,  電子料金収受システム ,  *高速道路
準シソーラス用語： ETC【交通】 ,  *交通運用

分類 (1件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O)

引用文献 (5件)：

• 道路行政研究会編: 『道路行政』, 平成19年度, 2008。
• 佐佐木綱監修・飯田恭敬編著: 『交通工学』, 国民科学社, 1992。
• 奥嶋政嗣, 秋山孝正: 「交通均衡分析を用いた都市高速道路の対距離料金制度の検討」, 『交通学研究/2005年研究年報』(通巻49号), pp. 81-90, 2006。
• 文世一, 秋山孝正, 奥嶋政嗣: 「道路ネットワークにおける次善の混雑料金--都市高速道路の役割に着目して--」, 『応用地域学研究』, 第12号, pp. 15-25, 2007。
• 秋山孝正: 「料金自動収受システム導入時の都市高速道路交通管理についての考察」, 『交通学研究/1999年研究年報』(通巻43号), pp. 9-18, 2000。

タイトルに関連する用語 (6件)： 料金 ,  政策 ,  都市高速道路 ,  交通 ,  運用 ,  高度化