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J-GLOBAL ID:200902212185550388   整理番号:09A0494481

ヘテロ二量体化を介したNeuroD1とそのパートナーの転写因子E47の相乗的核内移行

Synergistic nuclear import of NeuroD1 and its partner transcription factor, E47, via heterodimerization
著者 (6件):
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巻: 315  号: 10  ページ: 1639-1652  発行年: 2009年06月10日 
JST資料番号: B0313A  ISSN: 0014-4827  CODEN: ECREAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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未分化多能性細胞から最終分化したニューロンへの転換は転写因子のレパートリーによって調整される。NeuroD1は中枢神経系における神経の分化と維持に重要な役割を果たすタイプII塩基性へリックス・ループ・へリックス(bHLH)転写因子である。それとタイプI bHLH転写因子であるE47との二量体化は標的遺伝子の転写調節につながる。山のような証拠は,転写因子の局在の異常が様々な発達障害の基礎にあるように,転写因子の局在の調節が発達の際のそれらの活性の調節に関与することを示唆している。本研究において,筆者らはNeuroD1とE47の核内移行の様式を理解することを試みた。筆者らはNeuroD1とE47の核内移行がエネルギー依存性であり,Ranを介した経路に関係することを見出した。ここで,筆者らはNeuroD1とE47はそれらが核内に移行する前に,細胞質内で二量体化できることを明らかにする。さらに,in vitro核内移行アッセイにおいてNeuroD1の蓄積はE47の存在下で亢進され,またE47過剰発現によってNLS欠損NeuroD1が核内にうまく移行されたように,この二量体化は核内移行を促進する。NeuroD1もまたNLS欠損E47の核内蓄積に対して同様の効果があった。これらの研究成果は,転写因子の核内移行を少なくとも部分的に促進し,それらが核内で効果的に機能できるようにするという二量体化の新たな役割を示唆する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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細胞生理一般 
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