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J-GLOBAL ID：200902212781194874   整理番号：09A0818543

単一トレーサガス法に基づく多数室換気量測定手法の検討

Analysis of Measuring Multiple Interzonal Air flows Using Single Tracer Gas Technique

著者 (5件)： 菊田弘輝 (北大 大学院工学研究科) ,  阿部佑平 (北大 大学院工学研究科) ,  絵内正道 (北大 大学院工学研究科) ,  羽山広文 (北大 大学院工学研究科) ,  白石洋平 (北大 大学院工学研究科)
資料名： 空気調和・衛生工学会論文集  (Transactions of the Society of Heating, Air-Conditioning and Sanitary Engineers of Japan)
号： 149  ページ： 23-32  発行年： 2009年08月05日 
JST資料番号： G0149B  ISSN： 0385-275X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報は,CO₂を用いた単一ガス法に基づく多数室換気量測定手法として「重ね合わせ」を採用して室間換気量を把握し,その妥当性と実用性を検討することを目的としている。その結果,恒常系の再現やモデリング等の工夫によって短時間における単一ガス法に基づく多数室換気量測定手法を提案し,単一ガス法と多種ガス法による算定結果から重ね合わせの妥当性を明らかにした。更に,妥当な換気量に係る前提条件を設定し,決定論的方法と確率論的方法による算定結果から室問換気量の妥当性を確認し,一般住宅への適用可能性も示唆した。以上のことから,単一ガス法に基づく室間換気量の定量化と経時変化の推定が可能になった。(著者抄録)

シソーラス用語： 気体 ,  *換気量 ,  二酸化炭素 ,  方式 ,  重合せ ,  住宅 ,  トレーサガス ,  適用可能性
準シソーラス用語： *多数室換気量 ,  *測定手法 ,  単一ガス法 ,  決定論的方法 ,  確率論的方法 ,  一般住宅 ,  室間換気量 ,  妥当性研究 ,  実用性研究

分類 (1件)： 換気  (PC02040B)

引用文献 (18件)：

• 社団法人空気調和・衛生工学会 空気調和設備委員会. トレーサーガスを用いた単一空間の換気量測定法. 空気調和・衛生工学会シンポジウム, 2003. 7. 25. 2003
• 絵内正道. 多種トレーサガス法に基づく多数室換気量の算定 第1報 濃度変動の解析解と妥当な算定時刻への応用. 空気調和・衛生工学会論文集. 1993, 51, 15-27
• 絵内正道. 多種トレーサガス法に基づく多数室換気量の算定 第2報 妥当な換気量を得るためのガス供給法と算定法の課題. 空気調和・衛生工学会論文集. 1999, 72, 117-127
• 絵内正道. 多種トレーサガス法に基づく多数室換気量の算定 第3報 熱対流型換気時の測定対象空間のモデル化と外気侵入量. 空気調和・衛生工学会論文集. 1999, 75, 59-69
• 絵内正道. 多種トレーサガス法に基づく多数室換気量の算定 第4報 ローエネルギーハウスに適用したパッシブ換気システムの評価. 空気調和・衛生工学会論文集. 2001, 80, 19-26

タイトルに関連する用語 (3件)： トレーサガス ,  換気量測定 ,  手法