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J-GLOBAL ID:200902212806839441   整理番号:08A0929228

畳み込みHMMに基づく歌声の基本周波数制御モデルの提案とそのパラメータ学習方法

Parameter Estimation Method of F0 Control Model for Singing Voices based on Convolutive HMM
著者 (4件):
資料名:
巻: 2008  号: 78(MUS-76)  ページ: 89-96  発行年: 2008年07月30日 
JST資料番号: Z0031B  ISSN: 0919-6072  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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歌声の基本周波数(F0)軌跡から,歌唱者が意図する旋律概形と歌声の動的変動成分を同時推定する手法を提案する。これまで,旋律概形を表す区分的に一定な階段状の入力信号に,ビブラートやオーバーシュートなどの動的変動因子を表す2次系のインパルス応答を畳み込むことによって,F0軌跡を生成するための制御モデルが提案された。しかし,観測されるF0軌跡だけから,それぞれの信号を推定する逆問題は不良設定問題であるため,従来のモデルではこの問題を解くことができなかった。そこで,我々は階段状の拘束をもつ特殊な入力信号を隠れマルコフモデル(HMM)でモデル化し,2次系を含むシステムの伝達関数を全極モデルで表現することで,Viterbi学習と線形予測分析(LPC)的な解法の反復により,モデルパラメータを効率的に推定するアルゴリズムを提案する。本稿ではその定式化と実装を行い,観測されるF0軌跡から旋律概形と動的変動成分をともに推定できること,さらに推定されたパラメータによってF0軌跡を生成可能であることを確認する。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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楽器音響  ,  システム・制御理論一般  ,  人工知能 
引用文献 (15件):
  • 齋藤. 歌声の基本周波数変化に含まれるオーバーシュートの知覚への影響に関する検討. 聴覚研資. 2006, 36, 7, 611-616
  • 齋藤. 歌声の個人性知覚に寄与する音響特徴の検討. 音講論集, 2007. 2007, 601-602
  • SONG, J. Mid-Level Music Melody Representation of Polyphonic Audio for Query-by-Humming System. Proc. ISMIR 2002. 2002
  • PAUWS, S. CubyHum : A fully operational query by humming system. Proc. ISMIR 2002. 2002
  • PARDO, B. Name that tune : a pilot study in finding a melody from a sung query. JASIST. 2004, 55, 4, 283-300
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