文献

J-GLOBAL ID：200902213121784853   整理番号：09A0809155

低調波フェイズドアレイを用いた閉鎖腐食亀裂深度の超音波測定

Ultrasonic Measurement of Closed Stress Corrosion Crack Depth Using Subharmonic Phased Array

著者 (4件)： OHARA Yoshikazu (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ENDO Hiroaki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MIHARA Tsuyoshi (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  YAMANAKA Kazushi (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 48  号： 7,Issue 2  ページ： 07GD01.1-07GD01.6  発行年： 2009年07月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 深さ>10mmの応力腐食亀裂(SCC)を形成し,原子力発電所で生成されるものを模擬した。新しい撮像法である亀裂評価用の低調波フェイズドアレイ(SPACE)を用いて形成したSCCを精密に撮像し,複雑な分岐を発見した。続いて,試料を切断して断面を光学的に観察し,断面の光学顕微鏡観察に基づいてSCC進展の起源を論じた。光学画像の亀裂の開放及び閉鎖部分を調べるために,光学画像から抽出した亀裂をSPACE画像上に重ねた。光学的及びSPACEにより測定した亀裂深さを比較し,SPACEが閉鎖亀裂深さの過小評価の低減に有用であることを実証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *深さ ,  *超音波応用計測 ,  分数調波 ,  *応力腐食割れ ,  フェイズドアレイ ,  原子力構造物 ,  発電所 ,  顕微鏡観察 ,  超音波検査 ,  *亀裂深さ ,  *亀裂 ,  *腐食割れ
準シソーラス用語： 応力腐食亀裂 ,  光学顕微鏡観

分類 (1件)： 非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (37件)：

• L. W. Schmerr: Fundamentals of Ultrasonic Nondestructive Evaluation (Plenum, New York, 1998) p. 305.
• J. D. Achenbach: Int. J. Solids Struct.37(2000)13.
• E. Wolf: Eng. Fract. Mech.2(1970)37.
• N. Yusa, S. Perrin, K. Mizuno, Z. Chen, and K. Miya: Meas. Sci. Technol.18(2007)3403.
• O. Buck, W. L. Morris, and J. M. Richardson: Appl. Phys. Lett.33(1978)371.

タイトルに関連する用語 (6件)： 低調波 ,  フェイズドアレイ ,  閉鎖 ,  腐食亀裂 ,  深度 ,  超音波測定