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J-GLOBAL ID:200902213326753764   整理番号:08A0637493

限外ろ過のファウリングに対する廃水処理排水有機物の影響

Effects of wastewater effluent organic materials on fouling in ultrafiltration
著者 (2件):
資料名:
巻: 42  号: 13  ページ: 3379-3384  発行年: 2008年07月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的は,限外ろ過膜(100kDaポリエーテルスルホン(PES))のファウリングに対する廃水処理排水有機物(EfOM)の影響を明らかにすることであった。EfOM成分の逐次除去を,最初にほぼ限外ろ過膜細孔径までの粒子を除去し,次に官能性に基づいて溶解EfOMを除去した。>20nmの粒子とコロイドは,>100kDaのEfOMの96%を含む全有機炭素(TOC)の19%を占めていた。粒子とコロイドを除去した結果ファウリングが増加し,これは膜と溶存EfOMとの接触が増加したためであった。疎水性と親水性(HPO/HPI)酸は全EfOMの22%で,ファウリングのほぼすべてを占めていた。HPO/HPI塩基/中性物質はEfOMの59%で,どんな明確なファウリングも生じなかった。HPO/HPI塩基/中性物質は全くファウリングを生じなかったが,減衰全反射赤外分光法で測定し,これらはファウリングし次に水洗した膜の表面の主なEfOM成分であった。濾過運転が短いので,長期ファウリングに対するHPO/HPI塩基/中性物質の影響を更に調べる必要があるが,これらの結果は,膜を分解して特定した有機物が必ずファウリングの主原因とする仮説に疑問を生じた。また,これらの結果は,廃水EfOMが膜濾過に先立ってHPO/HPI酸を除去処理する必要性を示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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下水,廃水の物理的処理  ,  膜分離 
タイトルに関連する用語 (5件):
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