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J-GLOBAL ID：200902213453524090   整理番号：09A0127220

高圧による卵白アルブミン蛋白質分解プロファイルにおける変化及びIgG及びIgE結合に及ぼすその影響

Changes in the Ovalbumin Proteolysis Profile by High Pressure and Its Effect on IgG and IgE Binding

著者 (6件)： LOPEZ-EXPOSITO Ivan (Consejo Superior de Investigaciones Cientificas (CSIC), Madrid, ESP) ,  CHICON Rosa (Consejo Superior de Investigaciones Cientificas (CSIC), Madrid, ESP) ,  BELLOQUE Josefina (Consejo Superior de Investigaciones Cientificas (CSIC), Madrid, ESP) ,  RECIO Isidra (Consejo Superior de Investigaciones Cientificas (CSIC), Madrid, ESP) ,  ALONSO Elena (Hospital Infantil Gregorio Maranon, Madrid, ESP) ,  LOPEZ-FANDINO Rosina (Consejo Superior de Investigaciones Cientificas (CSIC), Madrid, ESP)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 56  号： 24  ページ： 11809-11816  発行年： 2008年12月24日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿は,低アレルギー添加剤として使える加水分解物の取得を目的に,卵白アルブミン(OVA)の免疫反応性を変える高圧下の蛋白質分解の潜在能力を調べた。400MPa下でペプシンによりOVAの蛋白質分解を行い,その加水分解物の特性化及びペプチドの同定,及びそれらの免疫原性及び免疫グロブリンE結合性の評価を行った。OVAの高圧下酵素処理は大気圧下酵素処理に比べて低い免疫原性の加水分解物をもたらした。高圧下のOVAの配座転移による新たなペプチド標的の曝露はアレルゲン性エピトープの除去を促進したが,それは部分的であった。しかし,高圧下酵素加水分解のペプチドのいくつかの免疫グロブリンE結合サイトはひとつだけであった。このことと,適切な酵素,圧力,及び加水分解時間の選択により高圧下で取得の加水分解物のペプチドパターン及び免疫反応性は変えられることを考慮すると,免疫原性の削減された加水分解物の設計が可能と思われた。

シソーラス用語： 卵白アルブミン ,  ペプシン ,  タンパク質分解 ,  高圧 ,  アレルゲン ,  免疫グロブリンG ,  免疫グロブリンE ,  食品アレルギー ,  逆相HPLC ,  圧力効果 ,  酵素的分解 ,  エピトープ ,  免疫反応 ,  HPLC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  免疫原性 ,  特殊栄養食品 ,  立体配座 ,  配座転移 ,  ELISA ,  静水圧 ,  家禽卵 ,  *タンパク質加水分解物
準シソーラス用語： 低アレルギー食品

分類 (4件)： 食品蛋白質  (FJ09020N) ,  抗原・抗体・補体の生化学  (ED04020L) ,  卵と卵製品  (FJ12040R) ,  酵素の応用関連  (EB09100B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高圧 ,  卵白アルブミン ,  蛋白質分解 ,  プロファイル ,  IgG ,  IgE