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J-GLOBAL ID：200902213672926888   整理番号：09A0127142

抗血圧上昇効果を高めるための大量のニコチアナミンを含む遺伝子組換イネ

Genetically engineered rice containing larger amounts of nicotianamine to enhance the antihypertensive effect

著者 (9件)： USUDA Kanako (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  WADA Yasuaki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ISHIMARU Yasuhiro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KOBAYASHI Takanori (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TAKAHASHI Michiko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NAKANISHI Hiromi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NAGATO Yasuo (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MORI Satoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  NISHIZAWA Naoko K. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Plant Biotechnology Journal  (Plant Biotechnology Journal)
巻： 7  号： 1  ページ： 87-95  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： W1741A  ISSN： 1467-7644  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高血圧症は脳卒中や心血管病をもたらし,高等植物に普遍的に存在する金属キレーターであるニコチアナミン(NA)は,ヒトにおける抗高血圧剤として知られている。大量のNAを含む新規の形質転換イネを作出するために,イネ種子の胚乳で強い遺伝子発現を誘導するpGluB-1を用いたアグロバクテリウム法によって,オオムギのNAシンターゼ遺伝子HvNAS1をイネに導入した。その結果,形質転換イネ種子におけるNA含量は対照種子の4倍に高められた。Cre/loxP DNA除去系を用いて,選抜のための抗生物質耐性マーカー遺伝子を除去し,さらに花粉飛散による遺伝子移動を阻止するために,形質転換イネを閉花受精変異体と交雑して,この形質転換イネの利用に対する公的懸念を最小化した。

シソーラス用語： *イネ ,  トランスジェニック植物 ,  *降圧薬 ,  種子 ,  胚乳 ,  *遺伝子発現 ,  *カルボキシリアーゼ ,  カルボン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  ジアミン ,  第一アミン ,  第二アミン
準シソーラス用語： *ニコチアナミンシンターゼ ,  *抗高血圧剤

分類 (3件)： 酵素生理  (EH02020J) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  循環系作用薬一般  (GW07010C)

物質索引 (1件)： ニコチアナミン

タイトルに関連する用語 (3件)： 血圧上昇 ,  ニコチアナミン ,  遺伝子組換イネ