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J-GLOBAL ID:200902213731974174   整理番号:09A1249191

イネのα-アミラーゼ糖蛋白質は分泌経路を通してゴルジ体から色素体へターゲティングされている

The Rice α-Amylase Glycoprotein Is Targeted from the Golgi Apparatus through the Secretory Pathway to the Plastids.
著者 (14件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 2844-2858  発行年: 2009年09月 
JST資料番号: T0767A  ISSN: 1040-4651  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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穀類のα-アミラーゼは多くの植物に見られる典型的な分泌蛋白質であり,分泌糖蛋白質であるイネのα-アミラーゼイソ型I-1(Amyl-1)は色素体に局在し,イネ細胞のオルガネラにおいて澱粉顆粒の分解に関与している。Amyl-1の色素体ターゲティングは,小胞体からゴルジ体への輸送を阻止するArabidopsis thaliana ARF1およびArabidopsis SAR1のドミナントネガティブ,および構成的に活性な変異類によって阻害されることがわかった。蛍光トランスゴルジマーカーおよび色素体マーカーをAmyl-1と共発現させると,これらの蛍光マーカー類を発現する細胞において,Amyl-1はしばしばマーカー類と共局在した。高圧フローズン/フリーズ置換細胞の三次元の経時画像化および電子顕微観察の結果は,ゴルジ由来の膜小胞とカーゴの接触,およびその後の色素体への吸収が細胞内で起こっていることを示した。C末端短縮Amyl-1-GFP融合蛋白質類のタマネギの細胞系における一時的発現は,トリプトファン-301~グルタミン369の領域がAmyl-1の色素体ターゲティングのために必要であることを示した。さらにAmyl-1蛋白質の表面と反対側に位置するトリプトファン-302とグリシン-354の部位特異的変異によって得られた結果は,複数の表面領域が色素体ターゲティングのために必要であることを示した。これらの結果は,糖蛋白質の輸送にはゴルジ体から色素体への移動が関与し,色素体ターゲティングがソーティングシグナル依存的に行われていることを示した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素生理  ,  生物学的機能  ,  遺伝子発現 

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