抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
踏切通行時の一旦停止義務が安全性に与える影響を,損害としてのリスクの変動の度合いとして定量的に評価した。具体的には,踏切出口での先詰まりにおける滞留に注目し,次の方法により,先行車が出口で停止した場合に,踏切内で滞留する滞留可能性を評価した。1)現状については踏切通行車両のビデオ解析,2)一旦停止解除時はドライビングシミュレータ実験。その結果,一旦停止義務を解除した場合,現状に比べて滞留が約2.5倍増加すると推定される。これを,踏切障害事故の物損,列車遅延による乗客の時間損失で計算すると,年間損害額予想としてのリスクの増加は,東京都で約6億円,首都圏で32億円と予想される。