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J-GLOBAL ID:200902213794995333   整理番号:09A0743253

反Hofmeister系列特性を示す新規PVAベース重合体

Novel PVA-based polymers showing an anti-Hofmeister Series property
著者 (3件):
資料名:
巻: 50  号: 15  ページ: 3680-3685  発行年: 2009年07月17日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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異なるエステル化度(ED:82,61および32mol%)を有する一連のポリビニルアルコール-トリメリット酸エステル(PVA-T)重合体を,PVAおよび無水トリメリト酸(TA)のエステル化により調製した。これらの重合体の可溶性およびエチレングリコールジグリシジルエーテル(EGDGE)による架橋によって調製したPVA-Tヒドロゲルの膨潤特性を,SO42-(Cl-,SCN-およびLi+),Na+,K+,Cs+から成る様々の塩溶液中で研究した。PVA-T重合体は純水においてより塩溶液(1M)においてより大きな可溶性を有することが判明した,そして,イオン性の「塩溶」効果はそれらのED値に関係なく,アニオンでSO42->SCN->Cl-,およびカチオンでLi+>Na+>K+>Cs+の順序で顕著だった。PVA-Tヒドロゲルは,対応する膨潤特性も示した;それらは中間の濃度(0.1~1M)の硫酸塩溶液中で著しく膨潤した。その一方で,他の塩溶液においては顕著な膨潤は発生しなかった。典型的「塩析」試薬である硫酸塩陰イオンによって示された著しい塩溶効果は,PVA-T重合体が「反Hofmeister系列」(反HS)特性を有することを意味した。硫酸塩溶液における膨潤度が,より高いED値を有するPVA-Tでより顕著だったので,これは自然にトリメリト酸基によるものとされる;π-電子システムおよび酸性陽子の併用は,重合体に反HS特性を与えるために基本的なようである。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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高分子と低分子との反応  ,  高分子溶液の物性一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
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